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最近の浮気調査 大阪の傾向

香港で新型ウイルスが発見された。 詳細は不明だが、そのウイルスは非常に強力で、患者は高熱を出し半日で死亡した。
病理解剖をすると肺は真っ黒で、脳も浮腫を起こしていた。 厚生省は対策を講じるため緊急会議を開催した。
ウイルスの電子顕微鏡写真をみると、形態は香港かぜ(インフルエンザ)に似ているという。 これは著者が1987年に執筆した『2001年の医療』のなかの「新型ウイルス発生」を再掲したものである。
厚生省の局名等、名称が変更になったものについては現在の名称で表記した。 新型ウイルス発生200X年1月1日午後1時。
国立感染症研究所の1室で元旦というのに十人ぐらいのウイルス学者、内科医、それに厚生省の役人が集まっていた。 緊急会議であるのはいうまでもない前年の12月27日に実は香港で新型のウィルスが発見されたのである。

新型のウイルスの発見だけなら、いつでも、いくらでもあることなのだが、今回のは考えられないような強烈なウイルスである。 これは、少し詳しく説明すると前年の12月2日に、香港でかぜに似た症状で死んだ患者がいた。
もちろん、かぜではない。 この患者は、朝、目が覚めたときには、なんとなく身体がだるいという程度だったが、昼前から急に発熱し、たちまち40度から42度という高熱を発した。
あわてて近くの病院に入院。 病院側では、肺炎だと思って、抗生物質をどんどん投与したが、一向に熱は下がらない。
そのうち、脱水症状がはじまって点滴をしたが、これもまったく効果を示さない。 夕方からうわごとをいうようになり、やがて脳炎のようになって、夜9時ごろに死んだ。
わずか12時間の間のできごとである。 早速病理解剖した。
驚くべきことに肺は真っ黒になっていて、脳は一面に浮腫を起こしている。 この患者はまだ30歳で、前日まではまったくどこにも異常がなく、元気に働いていた。
ところが、それから2日後に、同じ職場で働いていた同僚(33歳)がまったく同じ状態で倒れて入院。 やはり、10時間後に死んだ。
解剖の結果も同様だった。 中国の香港では事態を重視して、その職場を徹底的に消毒した。
しかし、その消毒をあざ笑うかのように、消毒した翌日、また患者が発生。 今度は1日に3人も患者が出て、いずれもその日のうち死んだ。
これで、5人の患者が出たことになる。 香港では、研究者をあげて研究に取り組んだ。
しかし、こんな強烈な病気は今までにない。 ペストだってこんなことはなかった。


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